部屋掃除のコツ

散らからない部屋づくりをする方法

Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
散らからない部屋づくりをする方法

あなたは片付けられる人ですか?片付けられない人ですか?ちなみに私は片付けられない人です。図書館で収納関連の書籍を借りては実践するけど、しばらくすると本から吸収したルールを忘れてしまって、結局買ってきたものを適当な場所に置いてしまう。本の内容を忘れないようにノートに要点をまとめて書いても、気が付くとそのノートが行方不明に…。何かのきっかけで机を片付けると、なくしたノートや読んでいない雑誌などが出てくる。いろいろな方法を試してみたけど、どれも長続きしない…。こんな悩みをお持ちの方は、案外多いのではないでしょうか。でも次のことを守れば散らからない部屋づくりができます。

すべてのものに「ものの置き場所=指定席」を作る

物の出し入れが面倒にならない置き方にする

使いたいものが、使いたい場所にあるようにする

目次

  1. 片付けは計画が9割
  2. 整理=不要なものを捨てること
  3. 収納=ものの指定席を決めること
  4. 片づけ=使ったら同じ場所に戻す
  5. 物を増やさない買い物の仕方
  6. まとめ

片付けは計画が9割

片付けられない家を快適な空間にするためには、ゴールの設定に合わせて、マクロな視点とミクロな視点が必要です。

まずは、ゴールを設定するのですが、簡単に言うと片付けの手本を見ながら、収納のアイデアをたくさん取り入れるということです。余裕があればインテリアも取り入れてしまいましょう。おススメはピンタレストを参考にしてね♪

続いて、マクロな視点でみて、部屋の中の家具が、動線計画や風の通り道をふさぐ、といった問題がある場合、家全体を再構成します。部屋の内寸や窓、ドア、手持ちの家具、収納家具等のサイズを測ります。次に内寸通りに部屋の間取り図を書きます。手書きなら縮尺は1/50が適当。家具は動かせるように別の紙に書いて切り取ります。PCやタブレットの場合は、アプリやソフトを使って2次元または3次元で再現します。

次に、玄関、水回り、キッチンを除いて、残った空間をリビング、ダイニング、寝室、収納家具にあてて、空間を調節します。特に一番多くの時間を過ごすリビングは、快適であることが第一条件です。部屋が南向きなら日の当たる窓のそばにリビングを置くと部屋が明るくなります。また冬は日が入るので暖かく、光熱費の節約もできてしまいます。

次に、風通しを良くするために窓から窓、もしくは窓からドアの間に物を置かないことを前提に、収納スペースを確保します。なお部屋が狭い場合は、背の低い収納家具を置くなど、風を通すための工夫が必要です。また本や衣類、バッグなど日焼けするものは日の当たらない場所におきます。さらに、北側に見せない収納家具(コンテナなど)を置くと空気の層ができるので、特に、冬寒い時には、寒気をシャットアウトして暖気を逃がしません。そして見せる収納家具と隠す収納家具をそれぞれどこに置くか、動線を確保しながら検討します。

今度はミクロな視点で衣類、バッグ、靴、小物、生活雑貨、食品、キッチン用品、サニタリー用品など、持ち物を書き出して、それを誰が、どこで、どのように使うかを考えます。家で生活する人数が1人なら、すべて自分で、「指定席」を決めても問題はありませんが、人数が増えると、共同で使うものが出てきますね。そういうものは、やはりリビングにあるといいです。具体的にはペン、ガムテープ、ハサミといった生活雑貨やインターネット回線を使ったサービスが受けられるテレビ・タブレットなどの家電やモバイルなどでしょうか。そしてそれぞれの指定席を決めたら、あとは実行するのみです。

整理=不要なものを捨てること

まず整理する。「いるもの」「いらないもの」「わからないもの」に分けて、いらないものは捨てます。わからないものは片付けた日から1年たっても使わなければ処分します。整理した日にちを収納具に貼っていつ整理したかわかるようにすると1年後を意識できます。1年たっても、どうしても心残りがある場合は無理に捨てる必要はありません。その代わり、大切なものとして別の場所に移動させましょう。

収納=ものの指定席を決めること

次は、収納、つまりあらかじめ決めておいた指定席にものを置いていきます。その際に起こりやすい問題は3つ。

  • 棚は奥行きがありすぎると、きれいな収納が維持しづらい
  • 入れ物のサイズとそこにしまうものがあっていないと、出し入れがしづらくなる
  • 洋服や下着類は縦方向にしまわないと扱いづらい

小物などは底の浅いケースを使うなど、いつでも取り出しやすいように工夫します。

片づけ=使ったら同じ場所に戻す

すぐに取り出せる場所が確定したら、あとは使ったら戻す、を繰り返すだけです。

物を増やさない買い物の仕方

・ずっときれいなままを保つには、新しいものを買う前に、置き場所があるかを考えてから買う

・妥協して散財するより、自分が本当に欲しいものだけを買う

まとめ

片付けを行う前に、ゴールを設定することで、片付けという行為に、一気に気持ちがひきつけられるのではないでしょうか。また、マクロな視点からみて、その家の家具が動線を遮っていたり、風の通り道をふさいでいたりした場合、空間を再構成する必要があります。ミクロな視点からみて、かなり細部まで計画を立てれば作業効率がかなり上がります。それは言い換えると、思いつきで収納してもうまくいかないということです。そして最後に誰が、どこで、どのように使うかを考えたうえで決まった場所であれば、あとは元に戻すだけでいいのです。

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