引っ越し

自分で引越しする時のコツ

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
自分で引越しする時のコツ

引っ越しするということは新居に移るということです。新居に移るとなれば、賃貸であれば敷金に礼金、持ち家であれば一生に一度するかしないかの出費があるはずです。そうなれば、かかる費用全体から見れば微々たる額かもしれないのですが、できることなら引っ越し費用を抑えたいと思うのは人情です。ということで、自分で引っ越しすることは可能なのでしょうか。結論から言ってしまえば、自分で引っ越しをすることは可能です。ただし、色々な工夫が必要というのも事実です。どうしたら自分で引っ越しをすることができるのでしょうか。

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従う手順:
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自分で引っ越しするのと引っ越し業者さんに頼むの、費用面以外で何が違うのでしょうか。大きく4つあると思います。それは、引っ越しに要する時間、人手、知識、運送です。

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まず時間のことです。業者さんに頼まれたことがある方はお分かりになると思うのですが、あっという間に部屋を片付けて運び出し、あっという間に荷物を搬入し片づけをして簡単なお掃除までしてくれます。彼らはさわやかに、軽々とやってのけますが、それはテクニックがあってのことです。普通の人がそれをするのは難しいです。段ボールの手配から作業が始まり、働いている方であれば平日のお昼は作業はできないということを考えれば、要領良く動いても1か月くらいはみておいた方が良いです。そうなると、新居を直前に決めることは避けるべきです。お仕事の都合などで数日のうちに引っ越しを完了しなければいけないとしたら、自分での引っ越しは断念した方が良いかもしれません。

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次に人手のことです。段ボールに入れて運び出せるもの、例えば洋服であったり、小物であったりは、人手がなくても、時間をかけて一つ一つ、段ボールに詰めていけば何とかなります。ただし、ソファやタンス、冷蔵庫や洗濯機など、大きな家具や家電を運び出すのは1人では難しいでしょう。最低でも2、3人は見ておかなければなりません。そろそろ買い替えをお考えなら、思い切って買い換えてしまうというのも一つの手です。いやいや、持って行くというのであれば、人手と共に台車も手配しておきましょう。ちなみに、お友達にお手伝いを頼む場合、お礼かねがね、交通費や食事はこちら負担です。食事は出前なり、レストランなり事前に心づもりをしておきましょう。今後のお付き合いもあるので、どちらも、いいですよ、気を遣わないでと相手に言わせないように、さらりと軽い感じでできたら理想的です。

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引っ越しに知識?と思われるかもしれませんが、費用を抑えるために自分で引っ越ししたのに、新居に運び込んだ後になって、あれもこれも壊れているでは元も子もありません。だから、自分で引っ越しには知識が不可欠です。特に、家電を運搬される場合は欠かすことができません。例えば、全自動洗濯機は斜めにしてはいけません。ドラム式の洗濯機をご使用の場合、洗濯槽を固定する金具を取り付けましょう。おそらくご購入された時にいただいていると思います。使用書などをご参考いただければと思います。家電は家電ごとの運び出す際の注意点があります。よく調べてから実行に移しましょう。また、家具はできるかぎり分解します。分解しすぎて組み立てられなくなることはないように注意が必要ですが、小さくすればするほど、運び出しは楽になります。業者さんは引っ越し作業をされる際、床や壁を傷つけないように処置をされているのをご覧になったことがあるかと思います。傷をつけてからでは取り返しがつきません。家具の分解の時もそうなのですが、古い毛布や段ボールなどを活用して、業者さんだったらこういう風にするだろうと考えつつ、引っ越し作業すると良いでしょう。

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最後に、運送についてです。自分で引っ越しをするのであれば、車は不可欠です。家具や家電がある場合はトラックの手配が必要となるでしょう。トラックをご自分でお持ちの方は少ないと思いますので、レンタルされるのが普通かなと思います。トラックがあっても、そこに荷物を積み上げて固定してという作業があります。自分で引っ越しするにしても、家電や家具だけは業者さんに頼むのも良いかもしれません。そうすれば、エアコンの取り外しに設置など、自分でするのが難しいことも一気に片付きます。トラックのレンタル代、ガソリン代、お友達に運び出しを頼むとしたらそのお礼、諸々考えたら、宅急便を1つ頼む感覚で大きい家電や家具だけは業者さんに頼んでも、自分で引っ越しといえる範疇なのではないでしょうか。

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自分で引っ越しをするには、やはり工夫が必要です。住んでいる所から物を運び出したら、引っ越しは完了ではありません。新居での生活を軌道に乗せられた時、初めて引っ越しは完了します。自分で引っ越しをすると、目の前のことをどうにかしなければと思い、転居前の家の電気や水道などを止める手続きなどが後回しになって、うっかりそのままにしてしまうこともあります。だから、実際の作業に入る前に、これをして、あれをしてという作業リストを頭の中ではなく、紙に書いて作成しましょう。そうすると、うっかり忘れていたというミスがなくなります。

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業者さんの持つテクニックは、作業時間と工夫でカバーできます。さあ、自分だけでの引っ越しを成功させましょう。

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