酢を使って生ごみの臭いを発生させない方法

酢を使って生ごみの臭いを発生させない方法

生ごみの独特の臭いはとても気になりますし、少し放置しただけで部屋全体が臭くなってしまうので、その臭いはなんとかしたいですよね。しかしすぐに処分することもできず、生ゴミがたまるたび、憂鬱になる方も多いのではないでしょうか。しかし、そんな生ごみの臭いは「お酢」を使うことで格段に押さえることが出来るのです。知らなかった人は必見!酢を使って生ごみの臭いを発生させない方法をご紹介します。

従う手順:
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生ごみの臭いの原因とは

そもそも、何故生ごみは臭くなってしまうのでしょうか。生ごみの臭いには「嫌気性微生物」の存在が大きく影響しているのです。「嫌気性微生物」は酸素がない場所や水気の多い場所を好んで繁殖します。まさに生ごみは彼らの格好の生活の場なのです。生ごみが多いほど、この嫌気性微生物も多く繁殖します。これが臭いの原因となるわけです。さらに生ごみを放置するとこの臭いにおいの悪循環が始まります。生ごみを放置すると腐敗が進みますが、嫌気性微生物は腐敗したものを特に好み、繁殖がさらに進みます。さらに生ごみ自身からも強烈な悪臭を放つようになるため、臭さに拍車がかかるのです。さらに、生ごみを捨てていくと、そこから排出された水分がごみ袋の下へとたまって行きます。この水分がさらに悪臭をはなち臭いの発生源となります

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酢で生ごみの臭いを消す方法

生ごみの臭いを消すことが出来るものがあります。それが「お酢」です。台所にあるもので消臭が出来るのであれば大変便利ですよね。それではその方法をお教えします。まず準備するのは「お酢」「水」「キッチンペーパー」の3つです。初めにお酢を水で薄めた液体を作ります。目安としてだいたいお酢1に対して水2の割合です。次にキッチンペーパーをごみ箱の底に敷きます。そこがキッチンペーパーでしっかりおおわれるように敷きましょう。次にキッチンペーパーの上に、先ほど作った液体をまんべんなくかけていきます。キッチンペーパー全体が濡れるようにかけてください。あとは通常通り生ごみをそのごみ袋に捨てていくだけです。使うお酢や水の量はごくわずかですので経済的ですしとても簡単です。

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何故お酢に消臭効果があるのか

何故、お酢をしみ込ませたキッチンペーパーで、生ごみの臭いをおさえることが出来るのでしょうか。それはお酢が持っている「殺菌作用」にあります。お酢には殺菌作用があり、生ごみから繁殖した嫌気性微生物を減らす働きをします。そのため臭いが抑えられるのです。さらに、生ごみ自身によって発生した有害物質は酢の力で中和され、臭いをなくしてくれるのです。酸性であれば酢でなくても代用できますが、お酢は普段口にするもので人体に影響がないので気軽に用いることが出来、安心ですね。お酢が苦手という人は、同じ弱酸性物質の「クエン酸」でも代用できますので是非試してください。いずれにせよ、一番良いのは生ごみをなるべく減らすことです。食べ残しをしない、食材は使いきるなど、出来ることから始めていきましょう。

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