階段

これでリフォームも安心!家の階段の設計と寸法計算

 
Koyama Risa
投稿者 Koyama Risa. 更新された: 16 1月 2017
これでリフォームも安心!家の階段の設計と寸法計算

家をリフォームして、新しい階段を造りたいけどどうしたらいいのかわからなくてお悩みの方いらっしゃいませんか。階段にはもちろん足を乗せる踏み台のところ、つまり「足乗せ場」になる場所がありますね。そこはどのくらいの幅をとったらいいのでしょうか。こちらの記事では家の階段の測り方や計算の仕方などを説明していきますので、興味があれば読んでみてください。

必要なもの:

  • 設計したい階段
  • 電卓

従う手順:

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階段には足を乗せる場所、つまり足乗せ場があります。またその足乗せ場を支える垂直部分、乗せ場の下の部分もありますね。これは足乗せ場を支えている縦の板です。この2つの長さには決まったルールがあります。式はこれです。

  • 2つの垂直部分の長さ+ 1つの足乗せ場= 64cm
  • 理想的なのは、垂直部分が18 cmで足乗せ場が28 cmという長さです。これが一番ステキに見える階段です。
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ここでもう少しわかりやすくお伝えするために例を出しておきましょう。上と下の差が3メートルある所に、階段を造りたいとしましょう。以下のように計算します。

  • まずメートルをセンチにします。3メートル= 300 cm。それを18で割ります。300÷18= 16.6。その後必ず小数点以下を繰上げしてください。つまりここでは17になります。
  • 垂直部分を計算しましょう。300 cm÷17= 17.65 cm。これが垂直部分の長さです。
  • 足乗せ場の長さも計算してみましょう。先ほど書いたように2つの垂直部分+1つの足乗せ場=64 cmですから、64 cm – 2.(17.65) = 足乗せ場 = 28.7 cmとなります。

それから覚えておいてほしいのは、垂直部分は18 cm以上になってはいけません。それから、足乗せ場は28 cmより小さいとダメです。

これでリフォームも安心!家の階段の設計と寸法計算 - ステップ2
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それから階段の幅も考えないといけませんね。あまりにも狭すぎたら危ないし、広ければいいというものでもありません。通常公共の建物の階段の幅は、1.50-2.30mになっています。会社などは、1.30-1.50 mで、マンションなどは、少なくとも1mはないといけません。一般の家庭なら0.8mくらいが適切です。それから、14-18段ほど階段を上った所には踊り場を造ってあげましょう。そうすることで、そこで少し休めます。

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階段の設計が出来たら、次はデコレーションですね。自宅ならレールをつけるのがいいでしょう。これがあればLEDライトなどでデコレーションをしたり、何か吊り下げたりできて便利ですよ。それからところどころにキャンドルを置くととってもステキになりますよ。夜に火をつければ、とってもきれいでしょう。インテリアデコレーションについてはネットで探してみると色々と情報が見つかると思います。その中から好きなのを見つけてください。

これでリフォームも安心!家の階段の設計と寸法計算 - ステップ4

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アドバイス

  • 手すりなど安全を考えた階段造りも大切です。
  • 階段の角度も考えないといけません。15度以下の角度にし、スムーズに上へ上がれる階段がいいでしょう。
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