簡単に上手に靴磨きをする方法
「靴磨き」は、昔から伝統的に行われてきた靴のお手入れ手法ですが、実際にやってみると非常に難しく、誰でもすぐ上手にできるわけではありません。しかし、あるコツをつかめば、簡単に靴磨きをすることができます。そこで今回は、そんな靴磨きの方法について見ていきたいと思います。
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従う手順:
まずは、靴磨きに必要な道具を揃えましょう。①革靴の保湿クリーム、②豚毛のブラシ、③古布、の三点セットを用意します。古布は、着なくなったTシャツなどで、綿100%のタイプのものがおすすめです。全体を水で濡らし、絞っても水滴が垂れない程度の水分量にしておくと使いやすくなります。分かりやすい目安としては、脱水後の洗濯物程度ですね。
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次に、湿らせた古布で靴全体を拭いていきましょう。磨き上げる前に、まずは全体を拭くことで、ホコリや汚れなどを落とすことができ、その後の磨き上げ作業の効率が良くなります。ただし、このとき、布を押し当ててるのはNGです。水分が染み出てしまい、革にダメージを与えてしまいます。押し当てず、軽く滑らせるようにして拭いていきましょう。
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次に、ブラシを使って、靴全体にクリームを入れ込んでいきましょう。ポイントしては、米2粒ほどの量のクリームをブラシにとり、その部分を靴の土踏まずのところにあてがい、一周するように縁を伸ばしていきます。一周したら、伸ばしたクリームを靴全体に入れ込んでいきます。このとき多少の力が加わってもそんなに傷つきませんので安心して入れ込んでください。ブラシを動かず方向は、自分と靴が正面から向き合った時に、つま先からかかとの方向に向かって動かすようにします。
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次に、いよいよ磨き上げる工程です。人指し指に古布を巻き付け、指の腹側にクリームを染みる程度塗布します。そして磨いていくわけですが、磨く方向は基本的にブラシの時と同じです。つまさきからかかとの方向に向かって磨きあげていきます。手で磨き上げるのは、先程ブラシでつけたクリームを浸透させるためですから、余分なクリームを新たに塗布したりはしないようにしましょう。磨き上げているうちに、布が乾いてきます。乾いたら湿っている部分に巻き変え、さらに磨き上げていきます。このとき、指で強く押し付けたり、力を入れて擦ったりしないように注意しましょう。
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以上、簡単に上手に靴磨きをする方法について見てきました。いかがだったでしょうか。基本的には、「ホコリや汚れを落とす→ブラシでクリームを入れ込む→布で磨き上げる」の3ステップです。靴の種類やその日の天候、状態によっても多少のやり方の違いは出てきますが、この3ステップなら簡単に確実に磨き上げることができます。非常におすすめですので、是非参考にされてみてください。
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