ジーンズを長持ちさせる上手な洗濯方法
老若男女問わず、今では、ほとんどの人が一枚は持っているジーンズ。
あなたは、ジーンズを洗っていますか。巷では、ジーンズは洗っては駄目なんて噂がながれた事もあって、ずっと洗わずに履いているなんて人いませんか。それは、間違いです。定期的に洗う事によって、履いて伸びてしまった繊維をもどし、劣化を防ぐことが出来るのです。
ジーンズを長く愛用するためにも、きちんと洗いましょう。
では、ジーンズを長持ちさせる洗い方をご紹介していきます。
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従う手順:
洗濯機にかける時の注意点
①ジーンズを裏返してボタンやジッパーを閉めましょう。これは、洗濯槽にあたって変に色落ちしてしまうのを防ぐためです。
②ダメージジーンズなどのデザインの1つとして穴のあるジーンズや、繊維のほつれなど気になる場合は、洗濯ネットに入れましょう。ことのき、汚れがあまり気にならなければ、キレイに畳んで入れるとダメージが少なくてすみます。
③色移りを避けるため、他の洗濯物と一緒に洗うのは控えましょう。
④洗剤は、中性洗剤や天然の洗濯洗剤を使いましょう。家庭用洗剤で界面活性剤や漂白剤などの入った洗剤の使用は、色落ちや色移りだけでなく生地を傷めてしまう原因になってしまいます。洗剤の量は、表示されている適量を守り、もし、汚れが気になる箇所があれば、その部分に少し洗剤をつけてから洗濯機に入れましょう。また、カラージーンズは、蛍光増白剤に反応してしまい別の色合いとなってしまう可能性があります。洗濯の前には必ず取り扱い表示をきちんと確認しましょう。
⑤柔軟剤を使用したら、あのジーンズの独特のパキパキ感がなくなってしまいます。
⑥洗濯機にかける時間は5〜10分の短時間にしましょう。なぜなら、長時間かけることによってジーンズの表面のインディゴ染料が落ちてしまうからです。また、洗濯機にあたって生地が痛むのを最小限に防ぐためにも長くまわし続けるのはお勧め出来ません。
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干す時の注意点
①ジーンズは形状記憶しないので、干す前には、縦横に軽く引っ張てシワを伸ばして形を整えましょう。
②裏返しのまま、ピンチハンガーや専用ハンガーに筒状になるように干しましょう。ウエスト部分が上でも下でも構いませんが、ウエスト部分を下にして干すと重みでシワが下に引っ張られるので、膝部分の出っ張りがなくなります。大事なのは、布と布があたらない様にして干すことです。
③直射日光を避け、風通しのよい屋外に干しましょう。強い日差しは変色の原因となってしまいます。また、屋内で長時間干しておくと殺菌が発生して悪臭が漂ってしまいます。
④ジーンズが完全に乾いてから取り込みましょう。まだ乾いてないうちに取り込んで収納すると、殺菌の発生原因となってしまいます。
⑤洗濯は終わったら、いつまでも洗濯機の中に放置せず、すぐに干しましょう。長時間の放っておくと、インディゴ染料が落ちやすくなったり、洗濯槽の中に残った洗剤が付着して白くなってしまうことがあります。
⑥生地の痛みを防ぐためにも、出来るだけ乾燥機は使わない様にしましょう。どうしても使いたい時には、コインランドリーなどの大きめの乾燥機がお勧めです。
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次に、洗濯によるジーンズの色落ちを防ぐ方法をご紹介します。
①ジーンズを水につけます。※お湯は色落ちの原因となるので必ず水を使いましょう
②各大さじ1杯ずつの塩と酢を①に入れかき混ぜます。
③30分〜1時間程度付け置きします。
洗濯機にかける前にこれをするだけで、色落ちしにくくなるので、ぜひ試してみてください。
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最後に洗濯の頻度ですが、基本は、汚れが気になったら洗います。でも、着用する度に洗っても構いません。洗う事によって、風合いや色合いが変化していく。それもまた個性ですので、楽しんでください。
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