お家で栽培!ジャガイモの育て方
家でジャガイモを育ててみたいと思ったことはありませんか? これから説明する方法に従って栽培すれば誰でも簡単にできるんですよ。種イモから育てると、各苗に塊茎(かいけい:地下の茎の部分で食用になるもの)がいくつも生え、沢山のジャガイモを収穫できるはずです。ジャガイモは南米原産の植物で何世紀も前から栽培されていて、その塊茎には豊富な澱粉(デンプン)が含まれています。また、温暖な気候、有機性の肥沃な土壌、十分な水の供給のある環境で栽培されます。ここで、ジャガイモの育て方について説明しましょう。
必要なもの:
- 種イモ用のジャガイモ
- 深さが60㎝以上あるプランター、または露地栽培も可
- 堆肥入り培養土(少量の砂と水を加えたもの)
従う手順:
まず、自然光のさす涼しい場所にトレイを用意し、そこに種イモとして使いたいジャガイモを置きます。これは植え付けする予定の6週間前に行います。大事なことは、氷点下になる寒い時期が過ぎてから行うことです。
トレイに置いたジャガイモから芽が出てきます。これが将来ジャガイモになる芽です。各ジャガイモから沢山の芽が出てきますが、ジャガイモ1つにつき5つの芽を残して、あとの芽は取り除いてください。これで少し小さめのジャガイモができますが、もし大きめのジャガイモを収穫したい場合は、芽を3つだけ残してください(芽の間隔があいてるほうがより良いです)。
ジャガイモは水はけのよい有機性の肥沃な土壌で育ち、深さは60センチ程になります。ですからプランターで育てる場合は少なくとも60センチは深さのあるものを用意してください。
さて、土が用意できたら、40センチ間隔で土に一列に穴をあけ、そこに、ジャガイモを芽を上のほうに向けて置いていきます。一列以上並べる場合は、ジャガイモが十分成長できるよう、列の間は70センチはあけてください。
夏の間せっせと水やりをしてあげれば、初秋には収穫できる状態になります。ジャガイモを掘り起こす2週間前に、根のすぐ上の部分の茎を切りとり、土の表面に置いておいてください。
茎を切って2週間経ったら、ジャガイモを掘り起こすことができます。これで自家製ジャガイモの出来上がりです。
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アドバイス
- 寒い地域でジャガイモを育てる場合は、氷点下になる時期が過ぎるのを待たないといけません。ジャガイモは寒さに多少耐えますが、きちんと生育しません。
- 栽培中は様々な害虫が寄りつくことがありますので、適切な殺虫剤や殺菌剤などで対処する必要があります。
- 小さいジャガイモを採集するには、ジャガイモの花がちょうど咲いたころに掘り出すと良いです。